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【アイリッヒ粉体技術第43号】新年のご挨拶 および 微細造粒の研究 =一部修正再送=

Vol.043 アイリッヒ粉体技術 2024年1月9日発行

謹んで新年のご祝詞を申し上げます。
旧年中は格別のご厚情にあずかり、心より御礼申し上げます。
2024年日本アイリッヒは創立50周年を迎えます。
節目の年に更に気持ちを引き締め、より一層皆様のご期待に応えられるよう、品質およびサービスの向上に努めてまいります。
本年も変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
さて、本年最初の「アイリッヒ粉体技術」第43号をお届けいたします。

1. マーケティング情報:
  微細造粒品作製の研究発表
日本アイリッヒは、2023年10月に大阪で開催された、一般財団法人 粉体工学会 2023秋季研究発表会に参加し、微細造粒品作製に関する研究成果を発表いたしました。

撹拌造粒の分野では10~30μmの微細造粒品の作製は困難であることが知られています。一般的にこのサイズの造粒品を作製するには複数の機器が必要なため複雑な工程となり、結果ランニングコストが高額となります。一方、アイリッヒ インテンシブ ミキサーは1台の機器で微細造粒品の作製が可能なため、工程を簡素化し、ランニングコストの低下に繋がります。
 
この研究では、10~30μmの造粒品を微細造粒品、微細造粒品として作製したい原料を造粒主材、微細造粒品を得るための補助材として使用する原料を造粒助材と定義しています。
アイリッヒ インテンシブ ミキサーでの微細造粒品の作製方法は、まず微細造粒品を内包した1000~3000μmの造粒品を作製し、その後助材と主材を分離させることにより主材のみの微細造粒品を得るという工程になります。
微細造粒品は二次電池や電極材、3Dプリンターの分野で原料として多く用いられています。今後も粉体プロセスにおいてお役に立てるよう研究を深化してまいります。

千葉県成田市にあるテクニカルセンターでは、アイリッヒ インテンシブ ミキサーをはじめ、ハイジェニック仕様のアイリッヒ クリーンライン(1L、5L、40L)など各種テスト機を備えており、お客様のご要望に応じたテストが可能です。
また、研究報告したような微細造粒テストにつきましては受託加工にも対応しております。さらに、研究開発、サンプル作製といったニーズにも迅速に対応するため、テスト機のレンタル、およびサブスクリプションでの長期貸出しが可能なサービスも用意しております。
ぜひ、テクニカルセンターのテストとあわせご検討ください。
 
【ハイジェニック仕様のテスト機】

< EL1-INOX >
有効容量 1L/バッチ
*ステンレス仕様タイプに
差替えいたしました。

< C5 >
有効容量 5L/バッチ

< C40 >
有効容量 40L/バッチ

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