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【アイリッヒ粉体技術 第3号】 混合・混練技術のご紹介

Vol.003 アイリッヒ粉体技術 2020年10月14日発行
日頃より大変お世話になっております。
日本アイリッヒ株式会社 セールスユニットです。
秋の深まりを感じられる時期となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、「アイリッヒ粉体技術」第3号は、以下の内容をお届けいたします。
1.粉体技術のご紹介:混合・混練技術
2.マーケティング情報:中古機販売・引き取り
3.アイリッヒ インテンシブ ミキサーでこんなことができます Vol.2

1. 粉体技術のご紹介:混合・混練技術
アイリッヒ インテンシブ ミキサーによる混合・混練技術について紹介いたします。
混合技術
■短時間で均一な混合物が得られます
■混合パンが傾斜しているため、原料の上下方向の入れ替えが効率よく行われます
■乾粉体から高粘度のものまで処理が可能です
フッ素樹脂原料の混合

原料特性に合わせた運転方法で、混合の最適な運転条件を選定し提案できます。
混合の実例
シール材・・・・・フッ素樹脂など
電池材料・・・・・炭酸リチウム、金属酸化物
セラミックス・・・アルミナなど
混練技術
■高い負荷を与えることで均一性の高い分散状態が得られます
■搭載モータの容量が大きく堅牢な構造であるため、高粘度の非処理物の混練が可能です
セラミックスと顔料の混練

再現性の高い混練処理によって、後工程の要求する粘度に調整できます。
混練の実例:
電子材料・・・・・金属粉、樹脂
セラミックス・・・アルミナなど、水
インク・・・・・・顔料、樹脂
  

2. マーケティング情報:中古機販売・引き取り
設備を導入したいがコストを抑えたい、今すぐ使いたい、遊休機があるが引き取り手を探しているなどのお客様のご要望に応え、中古機販売・引き取りを始めます。
写真はDE22型のメンテナンス前・後です。
必要な部品の交換、試運転調整、全塗装を施し、新品同様にして出荷しました。
メンテナンス前


メンテナンス後

ライン停止等により使用していないアイリッヒの設備をお持ちのお客様、中古設備にご興味のあるお客様はお気軽にお問い合わせください。

3.  アイリッヒ インテンシブ ミキサーでこんなことができます Vol.2
今回ご紹介するのは、混合・混錬のサンプルとその評価についてです。
 
2種類の粉体の混合・均質化
炭酸カルシウムと酸化鉄の乾式混合では、混合時間60秒で完全に色むらのない均一混合ができました
2種類の粉体での均等化テスト評価
粉体Aに粉体Bを0.77%添付し混合、各時間毎に0.2gのサンプルを9点取り粉体Bの含有率を分析したところ、混合時間120秒で添加量に対し±0.01%以下となり均一混合ができました。
2種類の可塑性原料の混合・均等化
色の異なる粘土原料の混合では、混合時間5分でほぼ色むらが無くなり、7分で完全に色むらの無い均一混合ができました。
可塑性原料と粉体の混合・均等化
粘土原料とカーボン粉末の混合では、混合時間120秒でカーボンの黒点がほぼ無くなり、180秒で完全に黒点の無い均一混合ができました。
このように粉体と粉体の混合、粘土と粘土の混合、粉体と粘土の混合を短時間で均一に処理することができます。

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