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【アイリッヒ粉体技術 第4号】 攪拌造粒技術のご紹介

Vol.004 アイリッヒ粉体技術 2020年11月2日発行
日頃より大変お世話になっております。
日本アイリッヒ株式会社 セールスユニットです。
木々の彩りも日ごとに変化を見せて目を楽しませてくれますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、「アイリッヒ粉体技術」第4号は、以下の内容をお届けいたします。
1.粉体技術のご紹介:攪拌造粒技術
2.マーケティング情報:環境省「令和2年度気候変動アクション環境大臣表彰」を受賞
3.アイリッヒ インテンシブ ミキサーでこんなことができます Vol.3

1. 粉体技術のご紹介:攪拌造粒技術

アイリッヒ インテンシブ ミキサーによる攪拌造粒技術について紹介いたします。

攪拌造粒技術
■複数の原料を混合/造粒することができます
■ロータ工具の回転数を制御することにより、造粒物のサイズ調整ができます
■高い分散力により、架橋の役割を果たす結合剤の削減を実現します
金属粉の造粒

造粒の実例:造粒サイズ
電子材料(金属粉)  :30~100μm
ガラス(ガラス原料)  :500μm
電池材料(カーボン) :1~2mm
肥料(発酵鶏糞)    :2~4mm

攪拌造粒のイメージ

アイリッヒ インテンシブ ミキサーによる造粒プロセスの優位性
・架橋の役割を果たす水やバインダーを均一に分散させることが可能です
・ロータ工具の回転数(せん断力の調整)によって粉体に加える力を制御し、
 造粒物のサイズを調整することができます
・解砕、混合、混練、造粒、コーティングの工程をワンポットで行うことができます
造粒時間の増加による粒の成長

アイリッヒ インテンシブ ミキサーによる造粒プロセスの優位性
・運転時間を長くすることにより粒成長を促し、造粒物のサイズを調整できます
・再現性の高い造粒処理によって、後工程の要求する粒径・粒度構成に調整できます

2. マーケティング情報:環境省「令和2年度気候変動アクション環境大臣表彰」を受賞
西松建設株式会社様を代表として、北九州市立大学 高巣・陶山研究室様、九州工業大学大学院 合田研究室様、株式会社クレハ様と共同で、「令和2年度気候変動アクション環境大臣表彰」を受賞しました。
弊社は共同で「発電由来燃焼灰の改質による超低環境負荷型コンクリート製品の実現」に向け取り組んでおり、その功績が評価され「開発・製品化部門の緩和分野」での受賞となりました。
このたび大変名誉ある賞を受賞できたことは、ひとえに皆様からのご助力ご指導の賜物と感謝いたしております。これからもこれに満足することなく、新技術開発の一役を担えるよう誠心誠意取り組んでいく所存でございます。

3.  アイリッヒ インテンシブ ミキサーでこんなことできます Vol.3
今回ご紹介するのは、アルミナ粉と酸化鉄粉を乾式混合した後、水を用いて造粒した事例です。
アイリッヒ インテンシブ ミキサーは原料を均質化し成分の偏析を防ぎ、造粒サイズを調整して流動性を確保することにより、後工程のプレス成形において型への充填量を安定させ、サイクルタイムを短縮することができます。
アイリッヒ インテンシブ ミキサーではバインダー量、ロータ工具の回転数、運転時間を変えることにより、造粒サイズを自在にコントロールすることができます。

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