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【アイリッヒ粉体技術 第13号】 アイリッヒ タワーミル(R)テスト機のご紹介

Vol.013 アイリッヒ粉体技術 2021年4月27日発行
日頃より大変お世話になっております。
日本アイリッヒ株式会社 セールスユニットです。
若草の緑が眩しい季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、「アイリッヒ粉体技術」第13号は、以下の内容をお届けいたします。

1.アイリッヒ タワーミル(R)テスト機のご紹介:NE-024
2.アイリッヒ タワーミル(R)でこんなことができます Vol.2

1. アイリッヒ タワーミル(R) テスト機のご紹介:NE-024
アイリッヒ タワーミル(R)は、竪型の湿式媒体撹拌粉砕機です。粉砕塔内に充填された粉砕媒体(粉砕ボール)を二重螺旋付きスクリューによって効果的に撹拌し、摩砕力と衝撃力により原料の粉砕を促進させます。

アイリッヒ タワーミル(R)のテスト機NE-024は、実機と同じ原料と粉砕媒体を用いたテストが行えるため、粉砕性能の確認及び可否、また生産機の正確なスケールアップ用データの取得が可能です。
■特長
・実際の原料によるデータが得られるため
   実機の能力選定に最適
・運転時の安全性に配慮
・任意のパイロットテスト条件に対応
・パイロットスケールの連続運転が可能
 
■構造
・ステンレス製のため水による洗浄が可能
・シンプルな構造のためメンテナンスが容易

■仕様
・有効容量   :120リットル
・駆動モータ容量:7.5kW
・本体重量   :960kg
・寸法:1,550Dx1,150Wx3,200H mm

鉄鉱石等の各種鉱石、石灰石、焼却灰、汚泥等、10mm以下のもの、たたいて割れるもの、水に沈むものであれば粉砕できますが、木片や紙片などでも濡れて水に沈むもの、10mmより大きいものでも原料によっては粉砕できるケースがあります。
アイリッヒ独自の粉砕機構を備えたNE-024で、貴社原料を使用したテストを実施してみませんか?弊社テクニカルセンターでのテストのご要望含めお気軽にお問い合わせください。

2. アイリッヒ タワーミル(R)でこんなことができます Vol.2
今回ご紹介するのは、セメント原料にリサイクルされる都市ごみ焼却主灰の粉砕の事例です。
セメント製造工程では、焼成時の塩素の発生を低減する必要があり、そのために家庭ごみ中の食品由来の塩分を洗浄することが重要となります。
原料となる都市ごみ焼却主灰には、灰分の他に金属物、未燃物(野菜くず、紙片等)が含まれていました。
原料を粉砕し微細化された結果、塩分が洗浄しやすくなったため、水洗脱塩素処理の予備プロセスでアイリッヒ タワーミル(R)が採用されました。
また、原料中の異物(金属、ステンレス、有機物)に対する許容性が評価されました。
高い堅牢性を持つアイリッヒ タワーミル(R)は、異物の混入した原料の粉砕を可能にし、従来は埋め立てられていた廃棄物の再資源化に貢献しています。

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