一覧に戻る

【アイリッヒ粉体技術 第5号】 攪拌造粒技術の応用例/マイクログラニュレーションのご紹介

Vol.005 アイリッヒ粉体技術 2020年11月10日発行
日頃より大変お世話になっております。
日本アイリッヒ株式会社 セールスユニットです。
晩秋らしい寒さを感じることも増えてきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、「アイリッヒ粉体技術」第5号は、以下の内容をお届けいたします。
1.マーケティング情報:展示会出展中止のお知らせ
2.粉体技術のご紹介:撹拌造粒技術の応用例/マイクログラニュレーション
3.新商品のご紹介:R02モジュラー型ロータ工具

1. マーケティング情報:展示会出展中止のお知らせ
2020年11月に東京ビッグサイトおよび幕張メッセにて開催される下記の展示会へ出展を予定しておりましたが、新型コロナウイルスの市中感染が依然として収まらない状況の下、ご来場されるお客様および説明員の安全に配慮し、出展を見合わせることといたしました。弊社ブースにご来場を予定されていたお客様には大変ご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。
尚、オンライン会議システムTeams等を利用した個別相談を随時受け付けております。
お気軽に担当、もしくは下記までお問い合わせください。

 
出展を中止する展示会
■展示会名 :国際粉体工業展 東京2020
■会  期 :2020年11月18日(水)~11月20日(金)
■開催時間 :9:30~17:00(3日間とも)
■会  場 :東京ビッグサイト 南ホールおよび南会議室
■小間番号 :K-07(南1ホール)
■主  催 :一般社団法人日本粉体工業技術協会
■展示会名 :第22回 インターフェックス ジャパン -[医薬品] [化粧品] 製造展-
■会  期 :2020年11月25日(水)~27日(金)
■開催時間 :10:00~18:00(最終日のみ17時まで)
■会  場 :幕張メッセ
■小間番号 :19-26(5ホール)
■主  催 :リード エグジビション ジャパン 株式会社

2.粉体技術のご紹介:撹拌造粒技術の応用例/マイクログラニュレーション 
今回はアイリッヒ インテンシブ ミキサーによる撹拌造粒技術の応用例/マイクログラニュレーションについて紹介いたします。
マイクログラニュレーションの特長
■狭い粒度分布を求める造粒が可能
■1mm以下、100μm以下を求める造粒が可能
■精密に混合された高密度な造粒が可能
■短時間で大量処理が可能
■スプレードライヤーと違いシンプルなシステムでワンポットプロセス化が可能
最終製品の小型化に伴い原料サイズが微細化し、求められる造粒サイズもこれまでのミリサイズから1mm以下のマイクロサイズへ小さくなっています。このようなご要望に応えるためにマイクログラニュレーションタイプのロータ工具を開発しました。
従来のロータ工具(スタータイプ、ピンタイプ)では難しいマイクロサイズを効率よく、収率よく造粒できます。
ロータ工具と造粒サイズの比較

造粒サイズ0.1~0.7mmを収率よく造粒可能です。
造粒サイズ100μm以下へも対応可能です。
マイクログラニュレーションの実例:造粒サイズ
電子材料(金属粉)   :30~100μm
電池材料(カーボン)  :20~150μm
触媒材料(セラミックス):100~200μm
歯科材料(セラミックス):50~200μm
医薬品         :100~250μm
プロパント       :500μm
プレス成形・打錠成形用中間体や精密混合粒体の製造に適しています。
再現性の高い造粒処理によって、後工程の要求する粒径・粒度構成に調整できます。

3.  新商品のご紹介:R02モジュラー型ロータ工具
アイリッヒ インテンシブ ミキサーR02型用「モジュラー型ロータ工具セット」を開発いたしました。従来一体型であったロータ工具を、構成部品の組み換えにより3種の異なるロータ工具(スタータイプ、ピンタイプ、マイクログラニュレーションタイプ)へ変形でき、プロセスや用途に応じて最適なロータ工具へと変更が可能です。工具が摩耗した際は、消耗した構成部品ごとに交換が可能なため、ランニングコストを低減することができます。
特長
■1つのセットで3種のロータ工具に組み換えが可能
■交換の際は構成部品ごとに購入が可能
■一体型を複数本ご購入されるよりもコストダウンが可能
構成

スタータイプ
ピンタイプ
マイクログラニュレーションタイプ
スタータイプロータ工具

従来品
モジュラー型
スタータイプのロータ工具は用途や処理量に応じて2段、3段、4段に変更が可能です。
シムリングによりロータ工具下部と混合パン底のクリアランスが調整できます。
部品の組み換えは付属の工具で容易に行えます。


本メールマガジンは、過去にイベント・ウェブサイト・お名刺交換などでコンタクトのあったお客様にお届けしています。

お客様のご意見をお寄せください。
ご意見、ご要望はこちらまでお送りください。
eigyo@nippon-eirich.co.jp

配信停止ご希望の場合はこちらをクリックしてください。

日本アイリッヒ株式会社   http://www.nippon-eirich.co.jp/
メルマガ発行担当/セールスユニット(小川)
■お問合わせ
Email:eigyo@nippon-eirich.co.jp
TEL: 0476-73-5220
FAX: 0476-73-5271

記載された情報は予告なく変更されることがあります。本メールニュースに掲載された記事を許可なく複製、転載することを禁じます。

メールマガジンのご登録はこちら