100年続く技術の礎

アイリッヒの歴史は、19世紀初頭のドイツに始まります。

創業者グスタフ・アイリッヒは、水車の修理工として働いていた父のもと、水力を回転する力に利用する技術を見ながら育ちました。
30歳になったグスタフは、自宅裏庭に農業機械の製作工房を設立します。
これが日本アイリッヒの親会社マシーネンファブリーク グスタフ アイリッヒ社(以下、グスタフ・アイリッヒ社)の原点です。

当時のドイツでは、1860年代の第二次産業革命を背景に、水力から電力へと動力源が移行していく時代でした。 グスタフはこの変革期に、産業の発展に不可欠な「混合」という工程に着目し、良質なミキサーの開発を志しました。

その志は、息子のルードヴィヒとヨーゼフに受け継がれ、試行錯誤を重ねながら、現在のアイリッヒの混合原理が誕生しました。この混合原理を用いたアイリッヒミキサーは、誕生以来100年以上にわたり、世界中の原料処理現場を支え続けてきました。

1863年

最初の工房を設立

創業者グスタフ・アイリッヒが、現在のドイツ南西部・ハルトハイムに工房を開設。

1903年

最初のミキサーを開発

リングトラフミキサーを開発。
1906年にはプラネタリーミキサーを続けて開発。

1924年

アイリッヒの混合原理が誕生

混合容器と撹拌工具が逆方向に回転する独自の機構を備え、今日まで続く技術の礎となる。

1960年

アイリッヒ インテンシブ ミキサーの誕生

アイリッヒの混合原理により、混合・造粒・混練・スラリー化などの複数プロセス処理を1台で可能にした。

1972年

第5世代ミキサーの開発

混合容器と撹拌工具が逆方向に回転する独自の機構に加えて、混合容器を傾斜化。原料の流動がさらに最適化。

日本アイリッヒ設立

ドイツからの技術継承と日本の技術力

1974年、日本市場のニーズに応えるべく、日本アイリッヒが設立されました。

以来50年にわたり、グスタフ・アイリッヒ社が築いた混合原理を基盤に、日本独自の課題に向き合いながら技術を磨いてきました。
窯業、セラミックス、建築材料、化粧品、鋳造など、日本の現場で培った知見は、世界標準の技術へと昇華しています。

当社の技術は、医薬品・食品および高機能材料向けのアイリッヒ クリーンライン シリーズにも生かされています。
このシリーズは、医薬・食品分野でGMP対応をはじめとする厳しい衛生・品質基準を満たすために開発された産業用ミキサーで、高い洗浄性・温度コントロール・付着低減機構を兼ね備えています。

変化し続ける原料処理に求められる技術を追求することで、世界に通用する品質を実現し、さらなる進化を続けています。

私たちの強み

混ざり合う伝統と革新

ドイツから受け継いだ100年の混合原理と、日本で50年以上培ってきた技術力とノウハウ。 その融合こそが、私たちの強みです。

アイリッヒミキサーの特長である回転する混合容器からなる混合原理は、長きにわたり使われてきた確かな技術です。
そして、日本アイリッヒが日本で独自に生み出した技術は、これからも新たな価値を生み出し続けていきます。

原料処理事例

世界中のアイリッヒグループで蓄積されたノウハウに、
日本アイリッヒが独自に取り組んできた技術開発の成果を融合させることでより理想的な原料処理プロセスをご提案します。

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