
アイリッヒでは、お客様に安心して製品をご使用いただけるよう、すべての製品に対して厳格な検査工程を設けています。
原材料・部品の受入れから製造工程内のチェック、そして出荷前の部品・外観・寸法・作動検査に至るまで、各段階で品質と安全性を確認。
検査完了後には、検査結果を記載した「検査成績書」を製品とともにお渡しし※1、確かな品質をお届けしています。
主な検査工程
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受入検査
原材料や部品の受入れ時には、実物の外観や寸法を確認する直接検査や、納品書や仕様書との照合、検査成績書の確認などの間接検査を実施します。
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工程内検査
製造工程内においては、図面およびチェックシートに基づいた検査と記録を行います。
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出荷前検査
部品検査 モータ、スイッチなどのデバイスについて、仕様が銘板表示と一致していることを確認します。
外観検査 キズ、変形、腐食、塗装不良などがないかを確認し、機能や安全性に影響がないことを確認します。
寸法検査 主要寸法を測定し、設計図面に示された寸法や公差を満たしているかを確認します。
作動検査 振動、電流値、軸受・減速機などの温度、騒音などを測定し、正常な動作を確認します。
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クロージングミーティング
検査完了後に設計・購買・製造の各工程を振り返り、成果と課題を整理しています。これにより、製品の最終確認と次回以降の改善に向けたフィードバックを得ています。
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出荷・検査成績書の発行
検査結果を記載した「検査成績書」を発行し、製品とともにお客様へお渡しします。
※1 部品は除きます。
◇医薬・食品業界向けのGMP対応機では、製品の特性に応じて追加の検査工程を設けています。
◇製品本体だけでなく、部品出荷時にも外観・寸法検査を実施しています。
検査成績書とは
検査内容と結果を記載した品質の保証書です。
"製品の安全性と品質を保証する証明"として、お客様にお渡ししています。

品質へのこだわり
アイリッヒは、160年にわたるドイツ本社の伝統を受け継ぎ、製品一台一台に責任を持って品質を保証しています。
設計から製造、検査に至るまで、すべての工程で品質管理を実施しており、ISO 9001品質マネジメントシステム認証を取得することで、国際規格に基づいた品質保証体制を構築しています。
「グローバルな技術提案型企業として高品質な製品とサービスを継続的に提供しお客様の期待に応えていく」
それが、アイリッヒの品質方針であり、品質へのこだわりです。
原料処理事例
世界中のアイリッヒグループで蓄積されたノウハウに、
日本アイリッヒが独自に取り組んできた技術開発の成果を融合させることでより理想的な原料処理プロセスをご提案します。