焼却灰の処理にお困りではありませんか︖

近年、持続可能な社会の実現に向けて環境規制が強化される中、ごみ焼却により発生する焼却灰の資源化は、重要な課題のひとつとなっています。しかし、焼却灰は性状が不安定で取り扱いにくく、適切な資源化処理を進める上での障壁となることがあります。
弊社の混合造粒技術は、焼却灰を扱いやすい形状・性状に加⼯することでハンドリング性を⾼め、焼却灰の資源化に貢献しています。

よくある課題 求められること(ニーズ)
廃棄コストが上昇している 産廃処理費⽤(運搬や処分費)の削減
埋⽴⽤地の確保が難しい 埋⽴量の削減や資源としての再利⽤
粉体なので取り扱いにくい ハンドリング性の向上、流動性の改善
成分が不安定 柔軟な処理条件の設定
有害物質(重⾦属等)の溶出が懸念される 安定化処理や溶出防⽌対策の実施

課題解決のご提案/焼却灰の造粒によるハンドリング性向上・資源化

インテンシブミキサーは灰を混合、造粒、混練、スラリー化する処理で多くの納入実績があります。
今回は造粒処理に絞って事例をご紹介します。以下は造粒処理により特に改善が期待できる課題とその効果です。

造粒で解決できる課題 造粒による効果
粉体で取り扱いにくい 流動性やハンドリング性が向上し、粉じんの⾶散を抑制
保管や運搬が⾮効率(かさ密度が低い) かさ密度の向上、保管・運搬効率の改善
有害物質の溶出リスク 表面被覆や添加剤の併⽤で溶出を抑制
粉じんによる作業環境や安全性の課題 吸引リスクや粉じん爆発の危険性を軽減
埋⽴や処分コストの増加 体積減少による埋⽴量削減・運搬・処分費⽤の低減

弊社テクニカルセンターでは、実原料を⽤いた試作や処理可否に関するご相談も承っております。
焼却灰のハンドリング性向上や資源化をご検討の際は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

処理前の粉体

本事例では、試験⽤粉体(フライアッシュ)を造粒処理サンプルとして使⽤しています。
実際の焼却灰は、成分や含⽔率のバラツキ、重⾦属類を含むことが一般的です。資源化に当たっては、安定した処理プロセスの構築が技術的な課題となります。

処理後(1-3mm の造粒品)

課題︓⾶散防⽌、ハンドリング性向上
試験⽤粉体にバインダー(⽔)を加え、後⼯程への供給や⾶散防⽌に適した1-3mm の造粒品を作製しました。
インテンシブミキサーは混合造粒といった複合的なプロセスを1 台で実現できるほか、運転条件の変更もタッチパネル上で簡単に⾏える点が特⻑です。

処理後(3-6mm の造粒品)

課題︓粒径の調整、ハンドリング性や保管性の向上
造粒した1-3mmの粒体にさらにバインダーを加え、ハンドリング性や保管性に優れた3-6mm の造粒品を作製しました。
運転条件の変更もタッチパネル上で簡単に⾏えるため、⽤途に応じた粒径や強度への調整も柔軟に対応可能です。弊社テクニカルセンターのテスト機にて、ぜひ性能をお試しください。

関連動画のご紹介

ミキサーの仕様と混合原理のご紹介

ミキサーの仕様と混合原理のご紹介動画(所要時間2 分)です。

製品のご紹介

アイリッヒ インテンシブ ミキサーは原料、混合物、化合物のさまざまな処理⽤途のために開発された⾼速撹拌混合造粒機です。⽤途に応じた撹拌⼯具の形状と回転数の選択により、最適な原料処理を実現します。運転条件の調整により、混合、造粒、混練、スラリー化などの複数のプロセスを1台の機械で対応可能です。冷 却‧加熱に対応するジャケット構造の混合パン含め、さまざまなプロセスを可能にする幅広いオプションを設けており、⽤途に応じたカスタマイズが可能です。

アイリッヒの混合原理の特⻑

①偏⼼した位置で撹拌するロータ⼯具(撹拌⼯具)
 ロータ⼯具の形状、回転⽅向や回転数の変速域を⽤途に合わせて選定可能
②ツールセット(スクレーパ)
 混合パンの内壁や床に付着した原料をかき取り、同時にロータ⼯具への効果的な原料移動を促進
③混合パン(混合容器)
 回転によって、混合容器内のすべての原料を連続的にロータ⼯具へ供給

独⾃の機構

  • 短時間混合および⾼い均質性
  • ⽐重の異なる原料の処理が可能
  • 回転する混合パンが原料移動を促進し処理残しを低減
  • ロータ⼯具の形状を選定し、混合パンの回転数を調節することにより複合的な原料処理に対応可能
  • プロセスの複合化によって⽣産設備の省スペース化、省エネ化を実現
  • 最適な運転パラメータを設定することで、再現性の⾼い原料処理を実現

アイリッヒ インテンシブ ミキサー

R 型、D 型の2 種類のシリーズがあります。処理量も1~12,000L と幅広いラインアップを取り揃えています。

型式 有効容量(L) 運転データログ 処理品の排出
R型シリーズ 1~8,000 混合パン脱着式(EL1 型/EL5 型)
混合パン傾動式(R05T 型/R09T 型)
排出ゲート式
D型シリーズ 1,500~12,000 排出ゲート式

製品詳細はこちら

弊社テクニカルセンターのテスト機の設置状況は こちら をご確認ください。
より詳しくお知りになりたい方は、お問い合わせフォームより、お気軽にお問い合わせください。

少量の原料処理テストより承ります

日本アイリッヒのテクニカルセンターでは、最小1Lから最大400Lまでのテスト機を取り揃えており、少量の原料処理テストからスケールアップテストまで幅広いニーズに対応しております。経験豊富なスタッフがお客様の最適な原料処理方法をご提案いたします。

まずは、お気軽にご相談ください。
以下のフォームよりお問い合わせ内容をご記入いただけますと、担当部署より折り返しご連絡申し上げます。

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